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重なった幸運。轢いた相手はまさかの医師だった。

  • 投稿日付 : 2017.05.18
  • 投稿者 : ふみにゃんさん(20代女性)

Q1. 事故発生時、どのような状況でしたか?

信号のない交差点、道路に「止まれ」の文字があったが注視せず、そのまま自転車で交差点に踏み込み車に轢かれた。
軽く減速していたと思うが、完全にブレーキをかけて目視確認はせず。
相手方の車も同じような状況でした。

Q2. どのような状況で事故に遭遇しましたか?

小学生当時、私は子供用自転車に乗っていて、事故相手は車に乗っていました。
平日の夕方、通っている小学校目の前の交差点を渡ろうとし、自転車と車で追突しました。
今思えば、あまり見通しの良い交差点ではなく、通学時には保護者の方が黄色い旗を持って子供を誘導するような交差点でした。
私が走っていた道路には「止まれ」の文字がありましたが普段から注視したことがなく、車の音が聞こえなかった為、そのまま渡ろうとしました。
その結果車に轢かれ、自転車は大破、全身打撲のうえ2か所骨折しました。
相手方の車は優先道路ですが、特に減速などの跡がないことが分かり(車の傷から)、なかなかの速度でぶつかったようです。
自転車がかわりに大破してくれましたが、もし自転車に乗っていなかったらもっと大惨事になっていたと思います。

Q3. 事故に遭遇して、まず何をしましたか?

骨折していて動くことが出来ませんでした。
まず轢かれたのかどうかもよく分からず、轢かれた側は「あれ?なんでここにいるんだ?」というような感覚で状況を理解するのに時間が掛かりました。
相手方のドライバーがすぐに駆け寄ってくれ、目撃者も周囲に複数いた為、ようやく轢かれたんだということが分かりました。
立とうと思っても、骨折箇所があり立つことが出来ず、「あ、やばい。」と段々焦っていたように思います。
立ち上がることは出来ませんでしたが、幸いにも道路隅に座るような体勢で着地した為、その場から急いで動く必要もありませんでした。
相手方の方が幸運にも近くの大学病院の医師の方で、そちらにすぐに連絡してくださり救急車がすぐに来ました。
小学生だったので、親にもすぐに連絡してくれていました。

Q4. その事故はどのように解決しましたか?

当時小学生だった為、細かい詳細は分かりかねますが、警察に何度も呼ばれ行きました。
自分はどのような状況で道路を渡り、何を認識していて、何を認識していなかったのか。
相手の車は覚えている範囲でどうだったか。
後日、相手の車の傷や道路の傷を撮った写真を複数見せられ、色々説明されました。
「これがこういう速度でこういう動きをしたからこういう傷がついています。合ってますか?」みたいな確認をされました。
弁護士などは依頼せず、こちらは警察のみに行くだけで解決しました。
相手の方とも直接やり取りを行っていたので、相手方も弁護士などは雇っていなかったと思います。
相手の方とは主に電話でやり取りをして、事故後何度も自宅にも謝罪や挨拶に来てくださいました。

Q5. 【Q4】で「弁護士に依頼した」場合、その詳細を教えてください。

依頼しませんでした。相手方も依頼していません。

Q6. 事故を経験してから気をつけるようになったことを教えてください。

道路表記をきちんと見て、どっちの道路が優先なのか気を付けて見るようになりました。
徒歩の際も、自分が免許を取った後車を運転する際も(当たり前ですが)。
まず、当時は小学生だったので信号がない道路、イコール渡れそうだったら渡っていい、というような曖昧な認識しかなく、何故か耳に自信があり音で車が来ていないか判断していた節がありました。なので、事故後は過信せず耳も大事ですが、きちんと目視確認をするようになりました。
また、遠目にこちらに来ている車が見えている時など(渡れそうだけど急いで渡らないと行けない状況)などの時は、急いで渡ってしまう方が目の前にいても渡らなくなりました。知り合いと一緒に歩いている場合でも、知り合いが渡ろうとしても付いて行かないようにしています。

Q7. 事故に遭遇して、やっておけばよかったこと・やっておいてよかったことを教えてください。

まず道路表記について。子供でも大事な事はきちんと覚えて注意しておかなければいけなかったと思いました。
今回の事故は「止まれ」がある交差点でしたが、あっても擦り切れて字が読めなかったり、周辺の草や障害物で読みにくい場合。
特に普段から見通しが悪く、学校側から注意されている交差点など、「気を付けなければいけないよ」という認識が全く無かったので、きちんと危機意識を持っていれば事故は起こらなかったかもしれません。「大丈夫だろう」という過信はせず、「もしぶつかったら」どういう事になるのか、どんな怖い思いをするのかきちんと親や先生の話を聞いて、気を付けておけばよかったと思います。また、自分の携帯電話を持っていたので、親の番号が登録してあり、自分はパニックになっていましたが、すぐに親に連絡が取れたのは携帯電話を持っていたおかげだと思います。

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