交通事故はどれだけ気を付けていてもいつでも起こり得る

赤信号の先頭で止まっていたところ、ものすごいスピードの軽自動車に追突されました。
ルームミラーで確認ができていたことは、相手の方が下をうつむいて運転して、向かってきていたということで、居眠り運転でした。

夏休みに入ったばかりの週末、家族で出掛けようとしていたところ、交差点の赤信号の先頭で止まっていました。
そこへ、ものすごいスピードでブレーキを踏む様子もなく軽自動車が後ろから向かってきました。
ルームミラーでその様子が見えていました。運転手は、下をうつむいて、前を見る様子もなく、こちらも慌てましたが、それ故に何もできず、叫ぶことしかできませんでした。
そのまま後方から追突されました。
追突の衝撃で、後部座席に乗って眠っていた子どもたちはビックリして起きましたが、シートベルトをしていたため、特に怪我もありませんでした。
また、幸い軽自動車だったため、こちらの車も後方バンパーとトランクのドアが軽く凹む程度でしたが、相手の方はエアバッグが開いていました。
居眠り運転だったようです。

事故に遭遇してすぐ、まずは車が動く状態だったため、左端に寄せました。
交差点の先頭だったため、次の赤信号まで待ちました。
すぐ横に駐車場の広いコンビニがあったため、そちらへ車を移動しました。
相手の方が居眠り運転での事故だったため、何が起こったかよく分かっておらずパニックだったため、こちらで警察と保険会社に連絡を入れて、警察が到着するまでの間、相手の方の連絡先や氏名などを聞き、保険会社へも連絡を入れてもらいました。
その後、警察の方の事情聴取があり、やはり相手方の居眠り運転ということで、こちらには全く非がないということで、処理して頂きました。
保険会社へも、必要事項を全て伝え、その後の処理については全て任せるということでその場は収まりました。

事故後の対応については、保険会社に一任し、当人同士で直接連絡を取り合うということはありませんでした。
若干のむち打ちの症状があったため、病院で診断書を出してもらい、しばらく通院しました。
事前に保険会社に伝えてあったため、通院費は全て無料で、3ヶ月ほどで完治に至りました。
ただ、相手方の保険会社からは怪我の通院に関して何度も電話で確認があり、医者の指導のもとで治療を行っていたこちらとしては、気分が悪かったです。
確認の内容は、治療はいつまでかかるか、現在の状況はどうか、など、早く治療を終えてくれというようなことで、少々怒りすら覚えました。
被害者としては、むち打ちの症状は完治させないと後々に何らかの形で出てくることがあるという為、それを避けたいのに、早く打切らせようというような雰囲気を電話の向こうから出してくるのがとても腹立たしいことでした。

事故を経験してから、なるべく早くブレーキをかけ始めることや、車間距離をあけること、必要以上に前後左右を確認するようになりました。
また、特に後ろから来る車に関しては敏感になり、少しでも車間距離を縮めてくる車に対しては恐怖すら覚えるようになりました。
完全に追突事故がトラウマになりました。
その為、赤信号で停止する場合は、前の車と少し広めに車間距離を取って止まり、後方の車も止まってからこちらが再度少し前へ出て、後方の車との車間距離を少しでも広く取るように心掛けています。
また、クラクションやルームミラー、バックミラーなどもちょくちょくチェックし、少しでも事故を防止できるように、気を張るようになりました。

やっておいて良かったことは、携帯電話に保険会社の電話番号を控えてあり、また、車検証とともに、保険会社の連絡先や手順を保管してあったことです。
やっておけば(やれば)よかったことは、追突される前に(猛スピードで向かってくるのに気付いた時点で)、クラクションを鳴らせばもしかして事故は防げたのかな、ということです。
特に今回の事故では、相手方の居眠り運転だったということもあり、クラクションで早目に大きな音を出していれば、それで目を覚まして、もしかしたら事故は防ぐことができたかもしれないという思いがあるからです。
また、連絡をすぐに取れるようにする為に、やはり携帯電話は常に持ち歩くに限るな、と実感しました。