交通事故における慰謝料の相場とは
- 2016.01.19
- 慰謝料について
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今回最低期間の慰謝料の相場について、実際3か月前に交通事故に遭った時の経験をお伝えします。
慰謝料の相場
まず初めに慰謝料の相場を簡潔にお伝えします。
交通事故の程度によって変わりますが、慰謝料と言うのは交通事故に遭われて病院に行った日数が慰謝料になります。
軽傷、例えば首のむち打ち及び捻挫の診断を病院から受けたとしたら恐らく相場1週間程度でしょう。
しかしお仕事していれば、保険会社から休業補償金が貰えます。
これは専業主婦も同様です。主婦と言えども仕事と見なされるので少なからず支払して頂けます。
話を戻しまして、病院へ行く期間は、半月15回以上にしましょう。
これも最後の交渉になりますが後程説明します。
慰謝料の計算方法
そこで計算ですが、
4200円×1ヶ月(約30日計算)=1ヶ月の慰謝料
になります。1度計算してみてはいかがでしょうか?
しかしここで大事な事をお伝えします。
計算して少ない!と言って保険会社に怒鳴りつける事は絶対しないで下さい。
彼らはプロです。色んな人を相手にしてますのでかわされます。
それと病院では『少し良くなった』など症状が改善していると思われる発言は一切しない方がいいでしょう。慰謝料の減額に響きます。
例えば病院の診断ではむち打ち、捻挫は1週間の完治ですが、保険会社は3ヶ月を目処に見ています。
なので軽傷でも必ず3ヶ月は通った方がよいでしょう。
交通費も慰謝料の対象
通院にかかる交通費も慰謝料に含まれますので、車、電車等で通えばガソリン代、電車で通えば電車賃は出ます。
ガソリン代は保険会社によって異なると思いますが、相場で約12円×距離程度です。
例えば、3ヶ月通い病院から『症状固定』(=これ以上通っても良くも悪くもならない状態のこと)した場合、大抵最初は冒頭でも説明した様に、
4200円×30日×3か月=37万8000円+通院にかかった交通費
(※仮に毎月16日通院した場合)
を支払うという話になります。
金額交渉はほどほどに・・
しかし貴方が「これじゃとても少ない」「まだ体も痛い」と言うのであれば更に2〜3か月上乗せしてもらいましょう。それが交渉です。
もし自ら交渉が出来ない場合、交通事故専門の弁護士もいますので、そちらに相談してみるのも手だと思いますが、ほぼ上乗せは可能だと思います。
以上は約3ヶ月の軽傷の場合ですが、軽傷であれば最高で半年が限界です。それ以上引っ張るのは難しいでしょう。保険会社もアホじゃありません。
慰謝料の打ちきり、弁護士介入となれば貰えるお金も貰えません。なので程々にしましょう。
交通事故について補足ですが、自賠責保険の補償額は120万円までで、120万円を越えると任意保険の適用になります。
保険会社は120万円からの支払なので今回説明した内容では保険会社は痛くも痒くもありません。
交通事故は誰もしたくてしているのではありません。
誰が悪いとか悪くないとかはないと思いますが、交通事故に関しては決してあってはならないに越したことありませんよね。
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