交通事故と当て逃げと示談について
- 2016.01.21
- 示談・調停・裁判
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交通事故で当て逃げが発生した場合は、示談を含めて解決法を見つける事が重要です。
当て逃げの場合の示談
示談は、交通事故の当事者間で問題解決を行うやり方で、当て逃げにも含まれる方法の一つです。
交通事故は基本的に警察が介入します。
町中で交通事故が発生した時は、事故の被害者や状況に関わらず警察が出動します。
当て逃げの場合は、悪質な交通事故と考えられるので、警察は加害者の捜索と事故の捜査を開始します。
当て逃げを行い、直ぐに車を引き返して交通事故現場に戻った時は、被害者側と問題解決を始められる可能性はあります。
しかし、当て逃げは被害者の心証を悪くするので、必ずしも示談の可能性が得られるとは限りません。
また、示談は主に金銭で解決を行うので、警察が介入する交通事故の場合は話を進める事が難しい場合もあります。
当て逃げの示談は加害者の行動で決まる
交通事故を素早く解決する方法は、当て逃げを行わず責任を認めたり、被害者に誠意を見せてダメージを拡大しない事です。
示談の可能性は加害者の行動で決まります。
交渉で問題を解決するやり方は、被害者との間に共通する結果であったり、最終的に目指すゴールがある場合に成功し易くなります。
ただ、最低でも被害者が話しに応じる姿勢である事、そして話し合いで解決する余地が残る場合に限定されます。
当て逃げのケースでは、被害者の怪我が軽微であったり、その場で会話が出来る程度の状況も示談成立の条件になります。
即逮捕される程の被害では、話し合いの可能性が小さくなるので、当事者間の直接的な解決は困難といえます。
裁判でも示談の成立はプラスに働く
交通事故は話し合いで早く解決する事があります。
交通事故の程度が小さく、直ぐに話し合いが始められる時は、加害者の責任は小さく出来る確率が高まります。
もし裁判になったとしても、示談の成立が好印象に繋がるので、刑事的な罪を軽く出来る結果が得易くなります。
当て逃げに遭遇したならば、どちらの立場であっても、状況を記憶して把握する事が大切です。
この時は、第三者の証言も解決の糸口になるので、目撃者との間で連絡先を交換する事も役立ちます。
現実的な対応方法としては、頼れる弁護士に即連絡を行ったり、専門的な立場から助言を得られる事が心強くなります。
被害者が複数になる場合は、解決が複雑化するので難しいですが、1体1と状況がシンプルであれば、解決の余地は十分に得る事が出来ます。
事故に遭遇した瞬間は、パニックや恐怖に陥りがちですが、相手の手がかりを得て示談に持ち込む方法は利点を含め考える価値がある選択肢になります。
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