交通事故で子供が打ち身になった場合
- 2016.01.25
- 後遺障害について
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子供が巻き込まれる交通事故は、全国的に見ても多く発生しています。
ご家庭では、万一に備えて、日頃から交通事故の際の対応について子供と確認しておくことが大切です。
また、事故に遭ってしまったときには、お子さんの怪我が打ち身程度であっても、後からさまざまな症状が出てくる可能性を考慮して、親御さんは、しばらくは注意深くお子さんを観察してあげる必要があります。
日頃から子供と確認しておくことが大切
日に日に行動範囲が広がってくる子供さんの場合、親が付き添っていないところで交通事故が発生するケースも多くみられます。
小さなお子さんの場合、転んでちょっと打ち身になった程度の怪我の場合には、運転者に遠慮して「何でもない」と言って、相手の連絡先を確認せずに別れてしまうことがよくあるものです。
事故の相手が分からないと、今後の対応ができなくなってしまいますので、日頃から、万一に備えてお子さんと話をしておくことが大切です。
ポイントとしては、ちょっとした怪我であっても、周囲の大人に助けを求めて警察に連絡してもらうことがあげられます。
運転者の中には警察を呼びたがらない人がいるかもしれませんが、お子さんには周りの人に状況を話して、警察を呼んでもらうように話をしておきましょう。同時に、保護者にもすぐに連絡するように伝えておくことが大切です。
事故現場での対応について
交通事故に巻き込まれて、打ち身になった場合には、相手が物損での処理を希望しても、人身事故の扱いにしてもらうことをおすすめします。
最初の段階で、打ち身だけの軽い怪我に見えても、念のためすぐに病院を受診して、一通り検査してもらう方が安心です。
事故との因果関係をはっきりさせるためには、事故の後にすぐに病院で診察を受ける方が確実といえるでしょう。
時間が経過してから受診しても、医療機関で事故との因果関係が分からないといわれてしまうケースもあるからです。
後から出てくる症状にも注意する
事故直後に大きな問題がなく、打ち身だけであればひとまず安心ですが、交通事故の場合には、後から症状が出てくることも多いので、注意が必要です。
特に、むちうちなどは体にさまざまな症状をもたらしますので、日々の訴えにしっかり耳を傾けてあげることが大切です。
子供の場合、つらい症状をうまく言葉で説明できないこともありますので、元気がなかったり、機嫌が悪いなど、普段と違う様子にも注意してあげて下さい。
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