交通事故での弁護士の受任通知について
- 2016.05.12
- なぜ弁護士がいいの?
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交通事故が発生し、それに関する示談の交渉などは被害者や加害者など当事者同士で行うことも可能ですが、それだと双方が納得するような形での示談が行われないことがよく起こります。
また、交渉するたびに相手方の担当が替わり、意思疎通がなされていないこともあります。
こうした時に相手方に受任通知を行い、交渉の窓口を決め、どういう要求をしたいかを相手に知らせることになります。
そもそも受任通知とは
受任通知という言葉は債務整理などの金融的な事案においてよく聞かれる言葉ですが、要するに、被害者は弁護士の自分にこの件に関する交渉を委託してきたので、そのことをご報告しますというもので、受任通知書を相手に送り、それからの交渉は全て代理人同士で行われることになります。
互いに権利を主張するだけの不毛なやり取りではなく、相手方の保険会社も委託された弁護士も、交通事故の状況や同じような交通事故における過失割合などを調査し、示談に向けての交渉をしていくことになります。
受任通知のメリットについて
債務整理などでは通知をすることで支払いを一時中断するなどのメリットがありますが、交通事故においては今まで行っていた交渉から解放され、弁護士に一任することになります。
交通事故に関する知識が乏しく、どうすればいいのかよくわからず、交渉自体に嫌気が差すこともあり、本来もらえるはずのお金を手放す事案も多くありましたが、法律の専門家である弁護士に一任すれば、安心して事態を見守ることができます。
また、無用なトラブルを避けることもできるため、少しでも不安を抱えたときには弁護士に任せた方がいいでしょう。
受任通知のデメリットはほとんどない
交渉の煩わしさから解放されることが最大のメリットですが、その分デメリットもあるのではないかと考えがちですが、実際にそうしたものはほとんどありません。
例えば、通知書によって相手方が態度を硬化させたとしても、その要求が正当であれば問題ありませんし、相手方の弁護士もその要求が妥当かどうかすぐにわかります。
被害者の個人情報も通知書に載せることになりますが、それ自体それまでの交渉で公開されており、いまさらそれによって何らかの影響を受けるということはありません。
相手に通知することは会話のボールを専門家に委ねるというメッセージでもあるので、あとはそれを見守るしかできません。
こうした問題の解決は専門家が行った方がうまくいきます。
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