交通事故で加害者になった時の取るべき対応とは?
- 2016.10.08
- はじめて交通事故を起こしてしまった!
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ちょっとした不注意により、交通事故の加害者になってしまうことは残念ながら存在します。そうなってしまった場合、絶対に逃げてはならず、自らが犯してしまった過ちを後悔しながら、最大限の誠意をもって被害者への対応をすることが大切です。
また、示談交渉などの過程においても、少しでも払うお金を少なくするということではなく、被害者が納得する形で話し合いをしていくということに気を遣っていくということが大事になります。
交通事故を起こしてからすぐにとる行動
実際に加害者となった場合、まずやるべきことは被害者を保護することです。
警察や保険会社の連絡は一分一秒を争いませんが、交通事故に巻き込まれた被害者は適切な対応をすぐにとることで命を守ること、後遺症を最低限のものにすることなどが可能になります。
真っ先に救護し、119番通報をすることが重要です。その後に、警察への届け出、事故状況の確認、被害者の連絡先のチェック、保険会社への連絡などをしていくことになります。
軽微な事故であれば警察には連絡
重大な事故が発生した場合、それを目撃した人が警察に届け出る場合があるものの、軽微な事故の場合、警察に届け出ないケースもあります。
面倒なことは避けたい、その場でお金をもらえたからそれでいいなど加害者や被害者双方が警察に届け出ないことを確認しあうケースがありますが、これは絶対に避けなければなりません。
後に、交通事故が発覚した場合、もしくは被害者に何らかの後遺症が見られた場合、そして、交通事故の過失割合を争うことになった場合、警察の現場検証が最大の証拠となっていくだけでなく、責任の所在を明らかにするものとなります。
無用な争いごとを避けるためにも、警察への連絡はどんな軽微な事故であっても絶対にしなければなりません。
誠意をもって謝罪することがすべて
交通事故を起こしてしまったのは事実であり、取り返しのつかないことです。
ですが、その現実を直視せず、逃げていても事態は好転しません。被害者に対応する際には、どれだけ謝っても許してくれないことを覚悟して、誠心誠意、いつまでも謝り続けることが重要です。
そうすることで感情のこじれから裁判にまで発展することもなく、誠心誠意謝る姿に被害者の方もある程度は納得してくれます。警察や保険会社に連絡しないという行為は、単なる逃げの一種であり、被害者への謝罪の気持ちは感じられません。
自分の責任を重く受け止めるためにも、真正面から対応することが極めて重要です。
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