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交通事故で加害者になった場合には、お見舞いとお詫びを必ずしましょう

交通事故で加害者になってしまった場合にはさまざまなことを考えなくてはなりません。

被害者を死なせてしまったなどの場合には当然ながら対応をしなくてはならないでしょうし、被害者が死亡しなかったとしてもそれなりの誠意を見せることは大切です。

では具体的に加害者が被害者に対して誠意を見せるにはどうすれば良いのかというと、そこで大切になるのがお見舞いなのです。

お見舞いをする意味とは

では加害者側が被害者に対してお見舞いをするのにはどういった意味があるのかというと、これは誠意を見せるという意味があります。

一般的に思われているよりも誠意を見せることは大切なことで、仮に事故発生後に裁判になったなどの場合には誠意ある対応をしていたかどうかで裁判所の出す結論が変わることもあり得ます。

こうした考え方は時として打算的で良くないものだと誹りを受けることもありますが、極端な話、加害者にとって重要なのは自分の今後です。

それは誰が加害者になったとしても変わらないことですから、こういった対処をするのは何も悪いことではないのです。

お見舞いの際にはお詫びを持参するべき

またお見舞いの際に注意をしたいのがお詫びを持参することです。

ただ病室を訪ねて「この度は申し訳ありませんでした」と伝えても被害者側がそのまま許してくれる保証はありませんし、何より被害者側からすれば加害者というのは憎い存在であることが少なくありません。

そうした相手にフレンドリーに話しかけたところで誠意が伝わる保証はありませんから、お詫びの品を持参するようにしなくてはならないのです。

品物としては菓子折りや花が定番ですが、どちらかというと後で「持ってきた菓子を食べて腹を壊した」などの言いがかりが付かない花の方が良いでしょう。

流石に考えすぎではないかと思われるでしょうし、実際おおよその場合はそうした言いがかりが付くことはありません。ただリスクということで考えるのであればゼロでは無いのですから、言いがかりのつけようの無い花を選ぶのが無難と言えます。

一人で訪ねるのは絶対にやめましょう

しかしここで一つ、絶対に覚えておきたいのが「一人で訪ねてはいけない」ということです。

先ほど触れたように被害者にとって加害者は憎い存在であることが少なくありません。そうした中に加害者が一人でいくと口論になって後の交渉に差し支えが生じたり、最悪の場合殴り合いの喧嘩になることもあり得ます。

そのためお見舞いにいく際には一人でいくのではなく、保険会社や弁護士事務所の担当者に連絡をした上で同行してもらうようにしてください。

専門家が同行していれば口論になっても仲裁してくれますし、喧嘩になりそうならばそれを止めてくれます。

事故直後で急いで顔を出さなくてはならないわけでも無い限り一人で行くくらいであれば行かずにお詫び状を送った方が良いですから、この点は必ず覚えておいてください。

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