交通事故直後の確認事項
- 2016.02.12
- はじめて交通事故を起こしてしまった!
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交通事故に遭ってしまったとき、きっと誰もが不安になり、混乱してしまうことでしょう。
しかしながら、事故直後にしっかりと確認すべきポイントを確認しておくことによって、その後の交渉が有利になったり、ぐっと楽になります。
四地点を確認
一つ目は、相手を発見した地点、危険を感じた地点、衝突した地点、そして衝突後に停止した地点の四地点を確認しておくことです。
これは事故後に保険会社から連絡が入った際に必ず聞かれることであり、これがはっきりしていればしているほど、事故状況が明確になり、相手へしっかりと交渉してもらう材料になります。
自身だけでなく、可能であれば相手の方の四地点も確認できればなおよいですね。
交通事故直後の発言の確認と録音
二つ目は、相手の方の交通事故直後の発言をしっかりと確認し、できれば録音しておくことです。
よくあるのが、事故現場では自分の方が悪いとか、前方不注意でぶつかってしまったなど、いかにも自分が悪いような発言をしていたにもかかわらず、いざ保険会社同士の交渉になると、ころりと発言が変わり、相手の方が悪いと主張してくるかたが非常に多いのです。
こういった事態を防ぐためにも、しっかりと発言を確認しておくことが重要です。
また、警察と相手の方との会話も重要です。
警察の方へはなかなか嘘をつきにくいのか、大体の方が正直に事故状況を話します。
たとえば信号の色が何色だったか、どんなふうに走行していたか、どれくらいのスピードで走行していたかなどです。
これらの情報は非常に重要にもかかわらず、警察は個人情報保護のため、裁判にならない限り開示してくれません。
なので、たとえ相手の方が信号を赤色で進行していたとしても、保険会社同士の交渉になった際、青色で進行していたと主張されれば、それが立証できない限り、いくら事実でも赤色で進行していたことにはならないのです。
しかし通話を録音していれば、これは立派な証拠になりますし、過失割合を大きく変える材料になってきます。
相手の情報
三つ目は相手の情報です。
意外と連絡先や名前、住所、登録番号などを控えておくのを忘れてしまう方が多くいらっしゃるのですが、しっかりと正しい情報を控えておかないと、相手の方と連絡がつかなかったり、場合によっては見つからなくなってしまったりと、トラブルになってしまいます。
特に大きな事故でなかったり、急いでいるときなどに起きた交通事故では、すぐに警察を呼ばないケースもあるでしょう。
そういったときは特に相手の情報に気を付けた方がよいでしょう。
交通事故の直後は大変だと思いますが、その後のためにもこの三点を覚えてみてはいかがでしょうか。
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