交通事故のトラブルを最小限にするためにできること
- 2016.05.06
- はじめて交通事故を起こしてしまった!
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交通事故が発生してしまった場合にはそこから新たなトラブルに発展してしまうということが少なくありません。
しかし交通事故で心身ともに疲れているわけですから、可能なのであればそうしたことは最小限に抑えたいと思うはずです。
では交通事故で発生するトラブルを最小限にするためにできることは何かというと、これはまず「冷静になる」ことが大切です。
特に交通事故直後は自分がどうして事故にあったのかもわからず、これから何をするべきなのか、これから自分はどうなってしまうのかとさまざまな不安を抱えることになってしまいます。
しかしそこで不安を抱えすぎてしまうと、本来出来ていたはずの正しい判断を下すことすら難しくなってしまうのです。これは事故解決において、時として致命的なミスを生んでしまいます。
状況を冷静に確認する
例えば加害者から「落ち着いたころに警察を呼びましょう」と提案されてそれに応じてしまったというような人はよく見られるのですが、こうなってくると交通事故発生時の状況を記録に残すことが出来ずに後々の交渉で不利な立場になってしまうことになりかねません。
さらに言えば、その事故によって負傷した人がいる中であわててしまうと救急の手配も遅れてしまい、取り返しのつかないことになることもあるのです。
ですから交通事故が発生した際にはその後のトラブルを最小限に抑えるためにも、まずは一度深呼吸して状況を冷静に確認するように心がけてください。
客観的に状況を整理する
そして次に重要なのが「客観的に状況を整理する」ということです。
交通事故が発生してしまった場合、加害者も被害者もそれぞれの言い分が出てきます。
この言い分の違いが大きくなると交渉もうまくいかなくなりますし、本来であれば示談で完了出来たはずが裁判までもつれこむことになることもあります。
そうした事態を防ぐには客観的に状況を見て、どちらにどういった原因があったのかを整理しなくてはなりません。
「保険会社に任せれば大丈夫」と考えてしまう人も多いのですが、保険会社はまず会社としての利益を考えて話を進める可能性が高いです。
もちろん自分が加入している保険会社であれば自分になるべく有利な結論を出してくれることでしょうが、相手の保険会社の言うことを全て正しいものだと思い込むこともやはり危険なのです。
交通事故トラブルの解決は弁護士にも依頼できる
そして最後に、重要な点として覚えておきたいのが「交通事故トラブルの解決は弁護士にも依頼できる」ということも覚えておきましょう。
弁護士と言うと刑事事件の取り扱いが専門ではと考える人も多いのですが、民事紛争の解決も弁護士は請け負っています。
事故後の賠償金をめぐってトラブルが引き起こされた場合には弁護士に依頼することでスムーズに解決できることもありますので、最悪の場合は弁護士に依頼をすることも検討してください。
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