任意保険にはどんな種類がある?7つの分類
- 2015.07.17
- 保険について
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優先するべき任意保険とは
任意保険に加入するときに優先するべき内容は、人身事故に対する補償が考えられます。相手方が負傷したり、死亡したときには高額な損害賠償金を請求されることも少なくないからです。
1.対人賠償責任保険
被害者に対して損害賠償金を支払うための保険です。加入する保険によっては、自賠責保険が支払われないことになった場合に全額任意保険が負担してくれるという特約がつくこともあります。また、自賠責保険と同じく、被害者請求することもできるので被害者も安心です。被害者への仮払い制度や内払い制度がついていることも。示談代行サービスの特約、弁護士報酬特約がついていると示談するときに弁護士費用の負担がなかったり、専門知識がなくてもスムーズに示談することができたりとメリットがたくさんあります。
2.人身傷害補償保険
交通事故によって、保険に加入している人が負傷した場合にその損害を補償してくれる保険です。本当ならば加害者に請求するのですが、この保険に加入しているとまずは自分の人身傷害補償保険に請求し、残った部分を加害者に請求することになります。二重取りはできない仕組みになっているのですが、加害者がもしも保険に入っていなかった場合には安心です。
自分のための保険
交通事故では両者が被害を被ることも多いです。だからこそ、自分の損害に対しても備えておくことが大事なのです。
3.搭乗者傷害保険
保険の対象になっている車に乗っていた人が負傷したり死亡した場合に保険金が支払われます。
4.車両保険
交通事故によってこの保険に加入している車が壊れるなどの損害を被ったときに補償してくれる保険です。自己負担して修理費を支払うのは大変なのでぜひ加入しておきましょう。
5.無保険車傷害保険
相手方加害者がもし対人賠償責任保険に加入していなければ、十分な損害賠償をしてもらえないこともあります。そうなると痛い目にあうのは自分・・・。そこで損害賠償の不足部分を補うことができる保険が無保険車傷害保険ということになります。
ただし、無保険車といっても自賠責保険に加入していないということではなく、任意保険の対人賠償責任保険に加入していない、という状態のことを指しているので注意してください。
こちらも忘れないで!
交通事故は人身事故だけとは限らないし、相手がいるとも限りません。そんな事故の時のことを考えて保険に加入することも大事ですね。
6.対物賠償責任保険
交通事故によって他人の財産に損害を与えてしまった場合に補償してくれる保険です。被害者請求もできます。また、示談代行サービスが付いていることもあるの、もめてしまったときも安心できます。
7.自損事故保険
自分だけで起きた事故や、相手に過失がない事故・・・つまり自損事故のときにその人身損害うぃ補償してくれる保険です。たとえ単独事故だったとしても、なんでもかんでも自己負担するのは厳しいでしょうから加入しておくといいかもしれません。
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