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示談交渉は始めるタイミングが重要!進め方を知ろう

 
示談交渉したいと考えて、即行動してしまうと損をする?示談交渉には始めるタイミングが存在するのをご存知ですか?知って賢く示談交渉を進めるための情報をまとめたので参考にしてください。
 

そもそも示談ってなに?

示談とは、交通事故などが発生したときに当事者同士が解決方法について話し合い、損害賠償金額や支払い方などを決めていくことをいいます。自分で行ってもいいし、示談代行サービスを利用し保険会社の担当に任せてもいいし、弁護士を立てても問題ありません。

ただ、自分に知識がなく不安だと感じるならば専門家に任せた方がスムーズに解決します。多くの場合は裁判に発展することもなく、保険会社の担当が話をまとめてくれるようです。

そして、示談交渉で決まったことを文書化したものを示談書といいます。この書類に当事者両名が署名、捺印をすることで示談交渉は終了するのです。

また、賠償金額は当事者が納得するのであればいくらでもかまいません。
示談書は法的効力があるので署名するときは慎重に。

示談交渉の進め方は3つ!

示談交渉を進める方法は3つです。

・まずは被害者やその家族が交渉を開始する方法。

・弁護士を通して交渉する方法。
こちらは専門家ですからかなりスムーズにいくでしょう。

・交通事故紛争処理センターに申し立てて審査してもらう方法。
こちらは無料で利用でき、弁護士が中立な立場で和解案を提示してくれるので解決しやすいです。

示談交渉を始めるタイミングはいつ?

被害者が死亡してしまった場合は、四十九日が過ぎてから行うのが常識です。また被害者が負傷している場合は、怪我が完治したときか、これ以上治療しても症状が改善されることはないと医師が「症状固定」の判断をしたときがベストです。

示談交渉は急いでもいいことはなく、一度示談成立してしまうと取り消すことはほぼ不可能なんです。それに加えて、もしも示談成立した後にまだ治療が続くとなった場合、その治療費は自己負担することになってしまいます。

後遺障害がある場合は、後遺障害等級認定を受けてから、と何にせよ、一度落ち着いてから、と考えた方がよいでしょう。

それから、示談をしようと考えたときには前もって必要書類を集めておくといいですよ。必要になる書類はだいたい、交通事故証明書、実況見分調書、診断書、診療報酬明細書、交通費などの領収書、収入証明などです。

 

 
納得がいくまで話し合うことができるのが示談交渉です。準備万端で臨み、自分が思うような示談内容になるように努めましょう。また、費用はかかってしまいますが、示談書を公正証書にしておくとより安心できますよ。
 

 

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