弁護士費用特約はカバーできる範囲がかなり広い!
- 2017.04.09
- 保険について
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交通事故の被害にあったときに、相手である加害者から受け取ることになる損害賠償金の金額がいくらになるのかは、たいへん重要といえます。
もしも提示された金額が少ない場合には、相手と直接交渉することも可能ですが、その前に、弁護士に法律的な側面からのあとを得ておいたほうがよいと言えます。
そこから民事訴訟に進む場合にも、やはり弁護士の手助けを借りることは、ほぼ必須といえます。こうした場合に役に立つのが、自動車保険の弁護士特約というものです。
弁護士特約の内容とは
弁護士特約というのは、自動車保険の契約のなかのオプションの一種です。
交通事故で人身や車両などの被害を受け、そのことについて弁護士に法律上の相談や依頼をした場合に、弁護士報酬などの費用をカバーしてくれる内容となっています。
これは契約中の自動車を運転している場合に限らず、たとえば歩行中に他の自動車にはねられてケガをしてしまったといった場合についても適用されるのが一般的となっています。
カバーできる範囲が広い弁護士特約
この弁護士特約というのは、カバーできる範囲が広いことから加入しておくメリットは大きいといえます。
自動車保険の契約上、ふだんから保険の対象となる自動車を運転しており、保険書面に名前が記載されている人のことを、記名被保険者と呼んでいます。これは契約をした人そのものである場合が多いものの、違っている場合もあり得ます。
そして、この記名被保険者のほかにも、配偶者や同居している親族、別居している未婚の子供などが弁護士に依頼をする場合についても、標準的にこの弁護士特約でカバーすることが可能です。
したがって、記名被保険者ではなくても、家族のなかで記名被保険者になっている人がいれば、同じように弁護士特約でカバーできるということになります。
注意したい保険会社ごとの違い
一般的にいって、弁護士特約はカバーできる範囲が広いというのは事実であるものの、実は特約の内容は取り扱う保険会社によって違いが生じている場合がありますので、あらかじめ保険約款そのものやチラシ、パンフレット等の内容を確認しておくのが賢明といえます。
たとえば保険会社によっては、記名被保険者の家族などに限らず、契約中の自動車に同乗していた人すべてがこの特約の恩恵を受けられる場合がある一方で、別の保険会社では自動車を運転中の交通事故しか認められていないため、個別のケースによっては使えない可能性もあるということです。
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