知っておくべき休業補償
- 2015.10.29
- 慰謝料について
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交通事故に遭った時に、仕事を休まないといけなくなった!という状況は多々あります。そんな時に知っておくとよい情報をまとめました。
休業補償とは
交通事故で仕事を休んだ場合、その分の損害を補償してもらうものです。
収入が減ってしまうので、その穴埋めをするということですね。
交通事故によって働けず、減ってしまった給与や賞与、手当などが対象となります。
計算方法
休業補償の金額の計算方法は、1日あたりの収入に休業日数をかけるのが一般的です。
症状固定までに実際に休業した日数が基本となるので、日数は把握しておきましょう。
また、その日数の証拠となるものはしっかりと保管しておくことが大事です。
必ずしも全額請求できるわけではない
場合によりますが、全額を請求する事ができない場合もあります。
通勤や勤務中の事故であれば労災がおりるので、労災から受け取れる金額分を差し引いた分を請求するんです。
有給休暇を使って通院、入院をした場合には、実際に働いて稼いだわけではないので休業補償の対象に含まれます。
自分の場合は、どの部分が請求できるのかわからなければ、労働基準監督署に電話で聞いてみるのもいいですね。
労災保険の休業補償給付を請するには
休業補償給付金は、働くことができなくなった4日目から支給されるものです。
請求するときには、休業補償給付支給請求書か休業給付支給請求書を労働基準監督署に提出することになります。
一般的に1ヵ月ずつの請求となるので、長期にわたる給付を受ける場合にはこまめに労働基準監督署に行かなくてはいけません。
休業特別支給金
休業補償給付の支給を受けることになれば、社会復帰促進等事業としてさらに休業特別支給金がもらえます。
これは休業補償給付の請求と同時にしておく必要があるので、よく確認をしてから請求するようにしましょう。
また、通常の勤務数よりも短い時間だけ勤務した場合には、1日の収入額からその日に実際に勤務した分の収入を差し引いて、残りを請求することが可能です。
通常ならば時間いっぱい働けたということで、損害に当たるのですね。
休業補償について知っていると、会社を休むことになって給料が減っちゃう!と焦らなくても済みますね。
入通院した日数を知っていれば簡単に計算できますし、覚えておいて損はないです。
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