交通事故後の保険会社との示談交渉の流れ
- 2016.03.17
- 示談・調停・裁判
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交通事故は治療だけでも大変で辛いですが、実はその後の損害賠償金の交渉の方が精神的にも負担がかかります。一体どのような手続きで進むのでしょうか。
交通事故の示談は治療が終了してから
まずは治療に専念しましょう。怪我や症状の大小ありますが、どの場合も事故後にしっかりと治療やリハビリをすることが重要です。それによって回復度合いも違ってきます。
しかし、残念ながらこれ以上回復が見込めないという症状や傷が残ってしまう場合もあります。これを後遺障害と呼びますが、これは第三者機関に申請して後遺障害の等級を認定してもらいます。
該当しないという時は認められないこともありますが、ここまでの手続きを終了させてから加害者側との示談が始まります。
一度、示談が成立すると、その後に症状が出ても金額は変えられないですし、治療の追加も自腹となります。これ以上は治らない、これでいいとなってからにしましょう。
示談の流れとは
治療を終了させると決め、交渉をスタートさせたいとなったら、その旨を加害者に伝えます。相手が任意保険に入っていれば交渉の相手は加害者ではなく保険会社ですので、間違えないようにしましょう。
その後の流れは、多くの場合は相手方より必要な書類を請求され、相手方の計算による金額の提示があります。
書類でどの項目に対してはいくらと出されることが多く、面と向かって提示され説明を付けることが多いです。
その場で納得すれば終了することもできますが、良心的な場合は、少し考えるように日にちを置いて返答を欲しいとなります。ですので、その場で結論を出さなくても良いですし、家族と話し合ったり、専門家の意見を聞いても良いでしょう。
納得ができない時の流れ
提示された金額が納得できないものならサインすることはしません。
その後は、どの項目が納得がいかないのか、漏れがあるなどの指摘と交渉を続けます。一度言ったからといて、すぐに応じることはほぼありません。
ですので、粘り強く根拠を示しながら話し合いを続けます。その結果、少し是正されたり、不足点を正すなどある可能性もあります。どうしても交渉のらちが明かない場合は、交通事故に詳しい弁護士などに交渉の代行を依頼するケースもあります。
また、場合によっては裁判に訴える方法もあります。どちらも交通事故の話し合いのどの段階からでも出来るので、自分では納得がいくように進められないとなったら、頼ることも検討すると良いでしょう。
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