最終的な手段としては、民事訴訟を起こしましょう
- 2016.10.23
- 示談・調停・裁判
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交通事故に遭遇し、結果としてケガなどを負った場合には、治療費や休業損害、慰謝料といった賠償金額を請求していくことになります。その話し合いとして示談交渉が行われていきますが、加害者側、被害者側ともに保険会社が代行して交渉を行っていきます。
加害者側の保険会社からすれば、なるべくお金を払わないようにし、被害者側としては1円でも多くもらえるようにしたいものの、同じ業界で、いつ逆の立場で交渉するかもわからないため、ある程度の額で推移することになります。
そうすると、金額に若干の不満が生ずることがあるため、そうした時は民事訴訟に打って出ることが必要です。
民事訴訟をする上でのメリット
民事訴訟を起こすことで、交通事故を改めて検証することになり、過失割合や支払い基準などが争われることになります。
示談交渉では任意保険基準で計算が行われる一方、民事訴訟では判例に基づいた裁判所基準で計算が行われ、相場が上がることになります。
最初に提示された額面より倍近くになることもあるため、民事訴訟に持ち込んだほうが多額のお金をもらうことができるようになり、加害者側としてはなんとしてもそこを避けたいと考え、示談が成立するように持ち込みます。
交通事故に強い弁護士への依頼を
民事訴訟をするにあたり、そのタイミングで弁護士に依頼を出すというのもいいですが、最初から弁護士に依頼し、示談交渉を進めていくというのも一つの手です。
裁判となると結審、その後の判決に至るまでかなりの時間がかかります。
ですが、示談交渉で弁護士が乗り出し、訴訟を辞さない態度で臨めば、裁判所基準に近い額で計算をしてもらうことができ、短期間で結論が出る可能性が高まります。
そのためには交通事故に強い弁護士に依頼することが必要不可欠で、インターネット上などで検索するなどして、見つけることが大切です。
弁護士特約をフル活用すべし
弁護士費用はかなり高く、利用したところで手元に残るお金は同じではないかと思う人も多くいますが、任意保険の中には弁護士特約というものが存在します。
任意保険のオプションとして存在し、ちょっとした金額を上乗せすることで決められた額の費用を負担してくれ、こちらからお金を出すという必要がなくなります。
その場合、保険会社側が決めた人を選任する場合や自由には決められない場合もあるものの、原則としては味方になってくれ、賠償額のアップに尽力してくれます。
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