交通事故の示談交渉のポイントについて
- 2016.03.02
- 示談・調停・裁判
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交通事故の示談交渉は、弁護士や保険会社を交えなくても当事者間だけで行うことができ、その金額も双方の合意があれば自由に決めることができます。
なので、不当な金額を請求されたり、信じられないような割安な賠償金でハンコを押されたり、色々なことがありえます。
もし当事者間だけで示談交渉を行うのであれば、こうしたことが起こりやすいことを肝に銘じましょう。
交通事故の示談交渉における大事なポイント
相手が盛んに示談交渉を求めてくる場合がありますが、たいていの場合はうやむやの段階に事を済ませたいという気持ちや、被害者と示談を成立させることで刑事処分を受けないようにするという思惑があるためです。
不起訴処分を勝ち取るために、被害者との話し合いを終わらせることでそれを利用しようとしてきます。
なので、やたら急いできた場合には注意が必要です。
そのために、反省しているアピールや誠意のある対応をしつこくしてくることがあります。
それを鵜呑みにすると痛い目を見るので、それはそれ、これはこれと事柄を分けて交渉にあたりましょう。
損害賠償額を自分でも算出してみる
ポイントとして大事なのは他にもあり、自分でも損害賠償額を算出してみるようにしましょう。
何も知らないと、相手方の提示に対し、こんなものなのかと納得しハンコを押したはいいものの、段々と話を聞いていくうちに実は不当な値段だったということが多々あります。
なので、自分でも調べてみることでやけに低い、そこそこ高いということがわかるようになり、スムーズに話を進めることができます。
相手方としてはなるべく安い料金で決着をつけようとしますから、そうさせないためにも、休業補償はどれくらいなのか、過失割合はどうなのかといった情報を頭に入れておきましょう。
本当に不安なら弁護士に依頼すべし
こうしたことは自分にはできない、もしくは言いくるめられないか不安だという場合には少々値段は張りますが、弁護士をつけて納得いく示談をするようにしましょう。
交通事故に巻き込まれる機会は人生で1度あるかないかぐらいなもので、こうした交渉にほとんどの人は慣れていません。
一方、交通事故を専門に扱う弁護士は長年の経験からどれくらいの額になるかがすぐにわかります。
当然相手方に言いくるめられることもありません。
少しでも不安に感じた場合には弁護士に依頼しましょう。
それができなくても、第三者をその場に居合わせて、話し合いに参加してもらうのも対策としていいでしょう。
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