交通事故の示談はプロの弁護士と一緒にしよう

交通事故はなるべく経験したくないものですが、ちょっとした不注意や気の緩みで交通事故を引き起こしてしまったり、反対に突然巻き込まれてしまうことがあります。

こうした時、気が動転し、加害者と被害者同士がお互いにヒートアップし、その場で示談をしてしまったり、一方的に脅しをかけられて不当な示談をさせられることも多々あります。

互いに冷静になれないのは仕方がないことですが、そういう時に話し合ってもいいことはありません。

必ず第三者、特にプロの弁護士と一緒に交通事故における示談はするようにしましょう。

交通事故を専門に扱う弁護士は意外と多い

弁護士は全国にたくさんいますが、弁護士によってはこの分野に強い、あの分野は勉強していないというものが出てきます。
全く刑事裁判を受け付けない人から、憲法裁判ばかりやる人まで様々です。

当然、交通事故を専門に扱うプロの弁護士も存在し、意外と多くいます。

交通事故の多くは細かなことは別にして、おおまかにいくつかのパターンで処理できるため場数さえ踏めば、どれくらいの賠償額になるかおおよその見当はつきます。

ですので、専門に扱うプロの弁護士はこうした交渉事に慣れています。

若手弁護士などは要注意

経験がモノを言う案件のため、相手の保険会社もまたプロが揃っています。

そこに弁護士もくっつけば心強い援軍になります。
一方で、弁護士といっても交通事故の案件が初めてな若手弁護士などでは言いくるめられる可能性が出てきてしまいます。

また何をしていいかもわからず、有効的な対策を見いだせないまま、被害者側としては納得できない示談となったり、裁判に発展してしまうこともあります。

事故を専門に扱う弁護士が多く、それを宣伝する人が多いのはそれだけこうした案件が専門的な分野になりつつあり、事故がどこかしらで起き、トラブルになりやすいということです。

弁護士を選ぶ際の注意点

交通事故を専門に扱う弁護士の中にも、いい弁護士悪い弁護士はいるものです。
ホームページなどにいいことしか書いていない弁護士には要注意です。

やたら実績だけ強調している人もあまりおすすめしません。

親身のある対応をする弁護士は実績よりも安心させるようなことを書くようにする傾向にあり、実績だけだと本当にそうなのか疑わしく感じます。

迅速に対応してくれる弁護士もいい弁護士でしょう。

一刻を争い、気が動転している時に探している人も多いですから、すぐに見つかり、すぐに話を聞いてもらえる弁護士は信頼されやすいのです。
熱心に取り扱ってくれるかどうかも弁護士選びにおいてとても大事です。