重要書類!実況見分調書ってなんだろう?
- 2015.06.28
- 必要書類・書き方について
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今回はとても重要な役割を持っている、実況見分調書についてまとめました。なんで重要なの?どんなことが書いてあるの?取り寄せ方は?という疑問を解決しちゃいます!
重要書類となる実況見分調書
基本中の基本ですが、交通事故に遭ったらまずは警察を呼びましょう。
相手側が拒んだとしても、どんなに急いでいたとしても、警察沙汰にしたくなくても、警察によって実況見分が行われないと賠償請求をすることができない場合があるからです。
また、交通事故証明書や実況見分調書が発行されないと保険会社によっては保険金の支払いをしてくれないこともあるので要注意なのです!
どんなことが書かれているの?
現場検証を行い(被害状況や当時の様子の確認を行う)、その結果を実況見分調査という書面で残します。
現場検証では、警察官が事故現場の写真撮影や事故の当事者・目撃者からの供述調書を行います。氏名や住所、本籍、乗っていた車の車種、車両ナンバー、保険会社、保険証番号も控えられます。また実際に現場で衝突地点や事故の状況を詳しく記録します。
そういった、交通事故の詳細を詳しく記したものが実況見分調書なのです。
実況見分調書がなぜ重要なの?
実況見分調書は、警察が現場検証を行って作成するもので、どんな事故だったのかという確実な証拠になります。そういう理由から刑事事件、民事事件のどちらでも欠かすことのできない書類になるので重要とされています。
また示談交渉するときも使います。
事故の詳細がわかれば正確に過失割合が出せるので、損害賠償額も見合った額を請求できるので被害者にとってはもっと重要かもしれませんね。こういった理由でとても重要な書類と考えられているのです。
どうやってもらうの?
実況見分調書は、刑事記録なので簡単にもらえません。
そのため、謄写を行うのです。
謄写とは写しのことです。謄写は警察署の交通事故係と検察庁の記録係に行く必要があります。
警察署の交通事故係では、送致日、送致先検察庁、送致番号を確認し、検察庁の記録係で送致日、送致番号を伝え、謄写依頼を行います。
謄写を受け付けていない検察庁もあるので、そういう時は弁護士に頼んでコピーしてもらいます。
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