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等級認定票はどう見る?争う方法教えます

後遺障害等級認定票って等級認定の結果が載ってるだけでしょ?って思っていませんか?肝心なのはそのあと。見て考える、その大事な作業についてまとめてみたのでぜひ読んでみてください!

後遺障害等級認定票とは

後遺障害の等級認定の結果は、「後遺障害等級認定票」という書類で通知されます。具体的な認定理由は、添付される別紙で説明されているのだそうです。

後遺障害認定とは

後遺症の状態は個々によってさまざまなもの。そのひとつひとつの損害を個別に算出することは難しいので、後遺症を16等級142項目に分けて分類しています。
そのどれに該当するのかを考え判定するのが後遺障害認定です。

後遺障害認定の結果によって、損害賠償請求できる金額が大きく変わりますので、適正な賠償を受けるためには適正な等級認定を受けなくてはいけません。後遺障害診断書に基づいて認定されるので、その書面に等級の基準に沿った情報がしっかりと記載されていないと認定されないことになるのです。

結果が不満だったらどうしよう

後遺障害等級の認定結果が自分の想定していた結果と違った場合、不満に思うでしょう。賠償金額も大幅に変わりますし、今後の生活に不安を抱くこともあるはずです。しかし、泣き寝入りするのはおかしい話。被害者は自分なんだから、それに見合った賠償を受ける権利があります。

後遺障害等級認定の結果に不満がある場合は、異議申し立てをすることができるのです!

等級認定を申請した保険会社へ行うのが原則ですが、事前認定を行っていた場合は、被害者請求に切り替えて自賠責保険会社宛で異議申し立てを行うのが一般的です。後遺障害等級認定の結果には理由がしっかりと書かれていますので、まずはそれを確認します。理由を把握して、自分が認定結果とは違う等級にあたると考える証拠や、それを示す書類を準備して再審査を要求しています。

後遺障害認定結果を争う方法は3つ!

・異議申し立て→審査期間は2〜6ヵ月程度
・自賠責紛争処理機構への申請→審査期間は3ヵ月以上かかる
・裁判(訴訟)→解決するまでに2年以上かかることがある

 

いかがでしたか?等級認定の結果が出ても、まだ戦う余地は残っています。後遺障害認定票の別紙に記載されている認定理由はとても大事なことだとわかりましたね。この理由を元にもう一度認定してもらえるよう、専門家の意見を聞くことをお勧めします。

 

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