交通事故の事例から見る車の危険走行について【安全第一を心がけよう】
- 2016.06.20
- 重要知識
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交通事故の事例は、数多く存在しています。
しかし事例の中には、共通しているものも多く、またその中には自動車の危険走行が関係しているものも少なくはありません。
自動車は、歩行者や自転車などに比べると、交通事故を起こした時に発生する被害が大きくなりやすいのが特徴です。そのためドライバーにおいては、危険走行を避け、安全第一で運転することが求められます。
車の危険走行~安全不確認
安全の確認はドライバーのみならず、道路を利用している人、全員が行わなければならないことです。
交通事故の事例から、ドライバーに限った安全不確認を見てみると、まずは右折時に歩行者や自転車を巻き込んでしまうと言うケースが挙げられます。また指示器を出すことを忘れてしまって、右折、左折をして歩行者などを巻き込む、直進車と衝突すると言うケースも少なくありません。
それから信号をよく見ていない、一時停止、一方通行などの標識を確認せず突っ込んで衝突すると言うこともあります。
それ以外では単純に、直線道路を走っている際に注意力散漫、安全確認を怠り、結果として対向車線にはみ出してしまって事故を起こしてしまったと言う事例もあります。
安全不確認の原因は、別のことを考えていたとか、飲酒していた、搭乗者とのお喋りに夢中になっていたと言うこともありますが、多くなってきているのはスマートフォンやカーナビなどの操作によるものです。
車の危険走行~速度超過
歩行者や自転車と比較すると、その何倍もの速度を出せるのが自動車の特徴です。
そのため、必要以上の、法定以上の速度を出して走行することは、危険走行以外の何ものでもありません。
速度が出ていると、それだけ自動車を完全に停止させるために必要な距離や時間も大きくなります。そのため、歩行者や自動車などと衝突した際に生じるエネルギーも大きくなり、結果として被害が大きくなってしまう可能性が高くなります。
また速度が出ていると、特に濡れた路面ではスリップを起こしやすくなります。
このようなことから、単独でスリップ事故を起こしたところに後続車が衝突して被害が拡大したとか、スリップして信号待ちをしていた歩行者のところに自動車が突っ込んでしまったと言うような交通事故の事例が挙げられます。
交通事故を防ぐために~安全第一を胸に
交通事故は、どれだけ注意をしていても、偶然の積み重なりによって発生してしまうこともあるものです。だからこそ、最大限に安全に配慮し、危険運転を避けていれば、それが発生する可能性を低くすることができます。
そして特に自動車においては、扱い方ひとつで人を傷つける、時にはその命をも奪ってしまう道具にもなると言うことを認識して、ドライバーが安全第一を胸に利用することが求められます。
また危険走行をしないと言うことは、万が一、交通事故を起こしてしまった場合にも、ドライバー自身の身を守ることにもつながります。
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