過失割合に納得がいかない~無料で法律相談できる弁護士をさがしましょう
- 2016.10.30
- なぜ弁護士がいいの?
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交通事故にともなう自動車保険の保険金の支払いについては、過失割合が重要となってきます。
これは、当事者の双方に交通事故を起こした過失がどれだけあったかを示す割合ですが、この割合によって、保険金が減額されてしまうことなどがあるからです。
過失割合とは
交通事故の過失割合というのは、交通事故の当事者となった双方に、どれだけの過失、すなわち不注意があったかを、割合として示した数値のことをいいます。
こうした過失割合は、たとえば出会い頭事故や右直事故、後ろからの追突事故などといった、過去の交通事故のパターンからある程度定型化されており、それぞれの保険会社でも内部的なマニュアルのようなものをもっています。
通常はこれにもとづいて当事者の双方で協議調整をして、交通事故の損害額や過失の割合などについての合意ができれば、示談成立となり、その結果を受けて自動車保険から保険金が支払われるというかたちになっています。
過失割合に納得できないことも
保険会社が提示してくる過失割合というのは、基本的には過去の交通事故のパターンへのあてはめですので、実際の交通事故の状況とはそぐわない可能性があります。そのため、当事者としては、保険会社の言うことにはすなおに納得できない点もあるはずです。
また、過失割合がまったくないとされた無過失事故についても、喜んでばかりはいられず、実は注意が必要な面があります。こうした事故の場合、保険会社では相手との示談交渉を行う必然性がないため、実際に交渉は行いません。
ところが、今度は相手のほうが納得できずに損害賠償の支払いに応じてくれないなどといったトラブルに発展することもあるのです。
弁護士の無料相談
こうした場合ですが、法律のプロである弁護士が、交通事故に関連した無料相談を行っていることがあるため、いちどはそうした法律相談を受けてみるのがよいでしょう。
こうした無料相談は、行政の交通事故相談所などで行っている場合もあれば、最近では個別の法律事務所でも行っている場合があります。
示談交渉の途中であれば、過失割合は基本的に双方の合意にもとづくことになりますので、交渉しだいでその割合を引き下げることなどが可能です。この場合、客観的、論理的にこちらの言い分を主張する必要がありますので、法律のプロとしての弁護士のアドバイスは、かなり役に立つものであるといえます。
場合によっては、そのまま相手の保険会社との交渉を依頼したり、裁判所に訴えて民事訴訟というケースも考えられますので、その意味でも、早い段階で弁護士とコンタクトしておくことは有益といえます。
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