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交通事故を起こすとまず、警察の事情徴収からはじまります

交通事故を起こすと、警察への連絡や救急車の手配、相手の救護などやるべきことがたくさんあります。その後、警察が到着すると、交通事故の規模によって、その日に現場検証や事情徴収を行う場合や、後日にする場合などが決まります。

その日に事情徴収する場合に知っておきたいこと、そして後日だった場合に気をつけたいことがあり、損害賠償の額面を大きく左右することにもつながります。

事情徴収の下地となる実況見分

実況見分は警察官が交通事故の状況を記録するために行われ、現場の状況確認だけでなく、車両の状況、目撃者や当事者からの説明なども行われます。

被害者、加害者に問わず、いずれかが病院などに搬送された場合にはその人を除いて実施されますが、搬送されない場合には実況見分に参加することになります。

この実況見分をベースにして事情聴取が行われることになり、実況見分のやり方、間違った情報次第では、事情聴取にまでその影響が出てくる場合があります。

そのため、しっかりとした実況見分にするためにも、同乗者がいる場合にはその人にお願いするなど、なるべく当事者が不在の状況を避けることが望ましいと言えます。

過失割合などにも影響を与える

実況見分では事故の詳細などが克明に記録されることになりますが、場合によっては警察官が半ば強引に結論を出したがることがあります。

警察官の中には、当事者は気が動転している、少しでも過失のないようにしたいと思っているなどと考える人もおり、結果として事実とは異なる結果を生む場合があります。

すると、本当なら過失割合が少なくて済んだものが多少ひどいことになる場合もあります。それだけ実況見分、事情聴取は大きな意味を成します。

まして、警察官は高圧的な態度の人が多いため、つい言われたように調書などにサインをする人もいます。事実を事実として主張することが必要です。

後日の場合には当日にメモを残す

ケガなどで病院に搬送された場合、事情聴取などが後日に行われ、改めて話を聞かれます。

その際に、わずか数日で記憶違いを起こす場合があるため、その日のうちにメモをとっておくなど、当日に経験した事故の詳細などを記録しておくことが求められます。

気が動転している時の記憶はなかなか残りにくく、記憶の書き換えなどの可能性も考えられます。そうなると、信憑性を疑われることになるため、可能な限りで、メモや録音、家族への伝言などで事故の詳細を話しておくことで覚えておくことができます。

ちょっとした間違いが取り返しのつかないことになるため、要注意です。

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