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交通事故を起こしてしまった加害者がやるべきこと

交通事故を起こした場合、加害者としても、交通事故をしてしまったことや自らの傷など、様々なことで混乱をしており、適切な対応がすぐにできないのは致し方のないことです。

しかし、それ以上に被害者は大変なことになっており、自らのことよりまずは被害者の生命が第一であること、そして、安全を確保することが加害者が最優先にすべき行動です。

なるべくは冷静でいること、相手が興奮状態だからといってそれにつられないことなどが求められます。

警察や救急車の手配は自分で行う

どんな軽微な事故であれば、警察と救急車は加害者自身が行わなければなりません。

人任せにせず、誠心誠意ある対応をするためにも自分でできることはやるということが必要となります。

交通事故の場合、その場では被害者に何の影響がなかったとしても、ムチ打ちや体内の変化などで重い後遺症に苦しめられるということがあります。

被害者本人が大丈夫であることを強調しても、それを鵜呑みにするのではなく、救急車を呼び、診断してもらうことは後になって大きな差となります。

24時間以内の保険会社への連絡

保険会社への連絡は警察や救急車の手配の後にすることになりますが、24時間以内であることが大切です。

もちろんそれ以降に連絡をしてもいいのですが、行政処分の問題や今後の示談交渉の問題など、早めに情報を仕入れることで対応しやすいということがあります。

早すぎても何も問題はないものの、遅すぎると後手を踏まされ大変なことになります。それでいて、交通事故を犯してしまったことなどで保険会社への連絡を忘れがちになり、結果として遅れてしまうことがあります。

交通事故の現場でやるべきことをすべてやった後に連絡するというのが大切です。

被害者への謝罪で注意すること

加害者としては被害者に対し、謝罪をすることは必須です。

ここで誠心誠意の謝罪が見られれば、示談交渉の際にも、悪気がなかったのだから仕方ないと思ってくれますが、隠蔽工作だったりお前が飛び出してきたからだろうなどと罵声を浴びせられたりしたら裁判で厳罰を求められることになります。

そのため、心からの謝罪は絶対にしなければなりません

ただ、気をつけたいのは、すべて自分が悪い、すべて弁償するといったことを言ってしまうとややこしいことになるだけでなく、どちらがどれほど悪いのかなどが無視されがちになります。

特に歩行者にもある程度の責任がある場合には、謝罪はするものの、お金のことには踏み込まないことが重要です。

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