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お見舞金は必要?被害者へのお見舞いのルールとは

交通事故の加害者になると、被害者へのお見舞をするのが礼儀!と言われたりします。でも実際にどんなタイミングでお見舞いに行けばいいのでしょうか?お見舞い金が必要なのかどうかなど、お見舞いに関する情報をまとめたので是非ご覧ください。

お見舞いに持っていくものとは


示談交渉が成立した後ならば、被害者がどんな性格の人なのか少しはわかってきます。

もしも菓子折りなどを受け取ってくれそうな人なら持っていくのがいいでしょう。

感情的になりやすい人だったり、話を全く聞いてくれない人だったなら控えるようにします。

お金を包む時は「賠償金の一部です」と伝えて渡します。

後々受け取ってない!と言われないように領収書はもらってください。

基本的には謝罪するだけにし、お金の話は別の機会にするのがいいでしょう。

また、お詫び状を書いて形に残すことは重要です。

被害者の方だけでなく、そのご家族にも謝罪や誠意を伝えることができます。

お見舞いのルール


お見舞いに訪れた時には短く済ませるようにしましょう。

目安は5分~10分ほどです。

親族や友人の立場でお見舞いするのではないので、被害者に気を遣わせたり、トラブルになったりというのを避けなくてはいけないんです。

謝罪の気持ちと誠意を示すことが目的なので、長居する必要はないということもあります。

お見舞いの頻度は保険会社の担当者や弁護士と相談して決めるのが良いですね。

できるだけ毎日顔を出したほうがいいとも言われますが、被害者の方の都合や気持ちを無視してまでというわけではありません。

初めて訪れるタイミングとしては、被害者の体力が戻ってきた時や、入院から1ヶ月ほど経った時などがちょうどいいとされています。

要約すると・・・


お見舞金は払う必要がありません。

「お見舞金を持ってくるのが普通!」と言われたとしても、慰謝料とは別にお見舞金を支払うことはまずありませんし、賠償金から出すことになるものなのです。

被害者にとってそれがいいことなのかはわかりませんが、持って来いと言われてもそう説明しておきましょう。

金銭ことは保険会社や弁護士に任せています、と伝えて後ほど保険会社や弁護士に相談しておくと安心です。




お見舞金という存在はよく耳にしますが、必ずしも払わなくていいということと、賠償金から払うことを知っている人は多くないかもしれません。

被害者の要求をすべて呑むことは不可能なので、自分で対処できないことは保険会社や弁護士に任せてしまいましょう。

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