交通事故に遭ったらやるべきこと【2】保険会社に連絡する
- 2016.12.27
- はじめて交通事故を起こしてしまった!
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交通事故に慣れている人はほとんどいません。もちろん保険業界に勤務している人は慣れていますが、一般の人は慣れていないのが普通です。
もし「交通事故に慣れている人」がいたなら、そのような人は任意保険に加入できない可能性もあります。保険会社はシビアですから、受け取る保険料よりも支払う保険金が多い人を加入させるほど甘くはありません。
予めやるべきことを決めておく
一般の人が交通事故に遭ってしまったときは、パニックになるのが普通です。パニックとは頭が真っ白になることですが、人間は頭が真っ白になりますとなにも考えられないものです。
ですから日ごろから、交通事故に遭ったときにやることを決めておくことが大切です。
一流のアスリートはルーチンを大切にするそうです。ルーチンとは日々やることを決めておくことですが、それをすることによって身体に動きを覚えさせる効果があるようです。
つまりなにも考えなくても自然に動きができることですが、これは交通事故に遭ったときにやるべきことと共通しています。
ただ茫然と立ち尽くしているだけでは被害を最小限に抑えることはできません。どんなことでもそうですが、問題が起きたときは損失をできるだけ抑えることを考えるのが正しい対処のやり方です。
一流のアスリートに倣うなら、運転する人のルーチンは「事故に遭ったときは保険会社に連絡する」と頭と身体に言い聞かせることです。この動きを身に着けるだけで被害を最小限に抑えることができます。
躊躇することなく保険会社へ連絡する
保険会社には保険担当の部署がありますので、そこの連絡先を携帯電話やスマートフォンに控えておくことが大切です。
保険会社は一般の人とは違い事故の専門家です。数多くの事故を経験していますので適切なアドバイスをしてくれるはずです。
簡単にアドバイスと言いますが、実はアドバイスの仕方もプロの腕前です。
事故の担当者は、事故に遭って連絡をしてくる人がパニックになっていることを前提にしてアドバイスをするものです。
ですから事故に遭ったなら、躊躇することなく保険会社に連絡することが大切です。
車内へのメモも有効な方法
しかし、中にはどんなに頭と身体に覚えさせてもパニックになる人がいるものです。
そのような人におすすめなのが、車の一番目立つところに「保険会社に連絡」とメモをしておくのもひとつの有効な方法です。
人間というのはパニックになったときに想像もつかない行動をしても不思議ではありません。
以前、雑誌に飲食店を開業した人の話が載っていましたが、開店当初の忙しいときに冷蔵庫の中に包丁をしまったことが書いてありました。
普段ならしないことをパニックになったなら平気でするのが人間です。交通事故はひとつ間違えるなら人の命に関わることもあります。常日ごろの心構えがとても大切です。
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