交通事故の後日に痛みを感じたらどうしたらいい?【休業補償もしっかり請求しよう】
- 2016.05.24
- 慰謝料について
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交通事故を起こすと、被害者であれ加害者であれ後日痛みが出てくることがあります。そんな時の損害賠償はどうすればいいのでしょうか。
後日に痛みが出るむちうち症
交通事故の後遺症にもいろいろとありますが、厄介な症状に後日痛みが出てくるむち打ち症があります。被害者の自覚症状を根拠として診断せざるを得ないのが現状になっている症状です。
自覚症状として頭痛、肩こり、耳鳴りしびれ、倦怠感など人によりさまざまな症状が起こってきます。専門医に診断してもらっても決定的な診断を下すことができない、難しい症状と言われています。
交通事故の後遺症として出てきたときには
交通事故の後遺症としてむち打ち症を発症している場合、この症状は神経症状が強く出てきますので治療が長期になりやすいことが特徴になっています。
入院をしたり通院のために仕事を休んでしまったことによる休業補償は一般的な負傷の場合よりも被害者に有利に算出されます。
またむち打ち症のために労働の能力が落ちたことによる遺失利益は、特有の等級をつけて算定されることになっています。交通事故の被害者として事故の後日に首の痛みなどが発生した時には、すぐに医療機関の診断を受けることが重要ですが、治療費などの問題も出てくるために、交通事故後の示談はすぐにしないほうが賢明な選択です。
どうしても、示談をしなければならないという状態になった時には、示談書に一筆後日痛みなどの症状が発生した時には治療費も含め、慰謝料の請求ができる旨の文章を一筆加筆するようにしましょう
損害賠償が減額されるとき
被害者の性格や、回復などの意欲などのいろいろな事情から判断して、本来ならばもっと短期間で完治していたと判断されれば過失相殺によって、損害賠償額が減額されることもありますので注意が必要になってきます。
交通事故に乗じて、むち打ちの症状ということで、損害賠償を多額に要求する人もいますので注意が必要になってきます。
後遺症が残ってしまったときは、それによってこうむった慰謝料を請求することができます。痛みが後日に出てきたときには、いったい何の症状が出ているのかを特定するとともに、もしそれがむち打ち症の症状であったならば、症状に合わせた損害賠償をすることが大切になってきます。
それに合わせてその治療をするためにかかった実費や、仕事を休んでしまった時の休業補償などもしっかりと請求することが大変に重要なこととなってきます。
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