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交通事故による罪悪感を手放す方法【心理的な影響・メカニズム】

交通事故を起こしてしまうと、ケガをさせてしまった被害者、もしくはその家族に対して罪悪感を持ち続け、なかなかそれを手放すことができない状態になります。

一方で、そういった感情が強すぎるあまり、その影響で周囲の人間を困らせるような行為を招くとも言われています。こうしたものを手放すにはどうすればいいでしょうか。

罪悪感が与える心理的な影響とは

心理学では、人間は与えられたレッテルに影響すると言われています。
つまり、お前はこういう人間だから気をつけろと、相手が改善を求めるために言ったことに結果として縛られることになってしまうのです。

マイナスの言葉で指摘をしても、そのマイナスの言葉しか受け止めず、それに縛られていきます。罪悪感は自己破壊願望につながるため、自分は罰を受けなければならないと思い、そうしたものが運転に現れ、不注意による交通事故を招く原因にもなります。
交通事故も自分に対する罰なのだと思い込ませるのもそういった感情が要因となるのです。

罪悪感のメカニズムはどうなっているのか

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一見、罪悪感を持つ人は悪い人のように思えますが、メカニズムを見ていくとそうとは言えません。
他人の気持ちや言動を慮る気持ちがあり、自分の行為などに深く反省する気持ち、感受性の豊かさや記憶力の高さなどの要因によってそのような感情になるとされています。

要するに、例えば交通事故でケガをしてしまった人がいた場合、この人はきっと大学生活を楽しみにしていたかもしれない、それを自分は壊してしまった、あの時も楽しそうに歩いていたな、苦痛を与えてしまったなと色々なことを考え、そうしたものが罪悪感につながってしまいます。

相手を気遣うあまり、それが行き過ぎると苦しい生活を余儀なくされてしまうため、相手を気遣う気持ちを持ちつつ、いかに適量に持っていくかが大事です。

負の感情を手放すためには

こうした感情を手放すには、許すという行為が必要です。
他人から許されるにしても、自分が自分を許すにしても、いずれにしてもこの許すという感情が大事になります。

交通事故の被害者はなかなか許してもらえませんし、忘れたいほど腹立たしいと思っていることもありますが、誠心誠意謝り続けることが被害者や被害者家族から許されることにつながります。

当事者から許しをもらえれば、あとは自分のことを自分自身が許せるかどうかです。いい意味での開き直り、これだけのことをしてきたんだという気持ちも、持ちすぎるのもいけませんが、ある程度持っておく必要もあります。

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