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交通事故が少ない県の特徴について

平成25年のデータでは、交通事故発生件数の多い都道府県は愛知、大阪、福岡の順で、交通事故発生件数の少ない都道府県は、鳥取、島根、秋田の順となります。交通事故の死亡者数も愛知県が一番多く、鳥取県が一番少ない状態です。

人口10万人あたりの死亡者数で見ると、人口の多い東京や神奈川が少ない一方、福井や徳島がかなり多いという意外な結果も出ています。

こうしたことから見えてくる、交通事故が少ない県の特徴とはなんでしょうか。

人口が少ない地域だからこそ

鳥取も島根も人口減少が進んでいる地域であり、高速道路も網の目のごとく通っているわけではないため、車の往来も激しくないことから交通事故の件数が少なく、死亡者数も低くなります。

このため、人口10万人あたりの死亡者数でみると、鳥取も島根もデータとしてあまりいい結果ではありません。そもそも人口が減っているというのも特徴として考えられます。

車の保有台数が少ない

横断事故

鳥取は車の保有台数が都道府県の中で47番目、最下位で、島根も高知とブービー争いを繰り広げるなど、車の台数があまりないというのも交通事故が起こらない要因として考えられます。
その高知も人口10万人当たりの死亡者数でみるとかなり多い値が出ています。

交通事故は車がなければ当然起こりませんから、だからこそ件数でみると少なくなる傾向にあるといえます。

市街地が一部に限られている

都会など、狭い路地や住宅地、繁華街など人通りの多いところ、路上駐車など何かと交通事故の起こりやすい要因が揃い、ちょっとぶつけた、無理に行こうとしたなどで事故が発生しやすい一方、地方に行けば、商店街などで人通りが多い時はお祭りぐらいで普段はそこまで人はいません。

駐車場自体も広いため、都会でよく起こる駐車場でのトラブルはあまり地方では起こりません。
こうしたことも件数となって現れるのではないでしょうか。

事故は衝突事故以外にも、通行者の無理な道路の横断によって引き起こされることが多々あります。
だからこそ、都会ではこうした事故が頻発しています。

地方で起こりやすいのは街灯が少なく、周囲が暗くて見えない中猛スピードを出した車が通行人を跳ねてしまうというケースです。
地方によって、事故の特徴は大きく分かれます。

事故を減らすためにどういった種類の事故が起きるのか警察も分析し、それに合わせた対策がとられています。

とはいえ、鳥取や島根で事故があまり起こらないのも事実です。
運転する際の余裕がしっかりある証拠でもあります。

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