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交通事故を起こした加害者の人生は…

交通事故、その中でも人身事故を起こし、被害者の方を死なせてしまった加害者はどのような人生を歩むことになるのでしょうか。体験談や刑罰などから、その人生の過酷さをお伝えできればと思います。

体験からわかる、「誰にでもあり得る過ち」


加害者の言葉からは、後悔や絶望感、そして私たちすべてのドライバーにもあり得るミスであることを知ることができます。

「一瞬の出来事から、今までとは全く違う人生が始まった」
「自分のせいなのに、どれだけ苦しくても自殺することなんてできない。被害者の死から、命の重さを知ったから・・・」
「頭が真っ白になり、手が震えた」
「気が動転し、呆然と立ち尽くした」
「刑務所の中にいる自分と今までの自分のギャップ。違いすぎて毎日後悔に苛まれる」

ぼーっとしてしまっていた、眠気があった、よそ見をしてしまった、信号の変わり目に差し掛かっていたなど、普段の運転でもありがちな状況で交通事故を起こしてしまった加害者も多いんです。

ものすごいスピードを出していたわけでもなく、運転している時間帯、路面状況、周囲の状況、自分の体調で出した少しのミス。

それが重大な事故を起こし、かけがえのない命を奪ってしまったのです。

イエローサイン


事故を防ぐには、まず自分の体調の変化に気をくばる必要があります。

車の整備も重要ですが、運転する自分も同じように把握しておくべきです。

・あくびの回数が増えた
・目がしょぼしょぼする
・瞬きが増える
・後方や左右の状況を確認することが億劫になる
・足が重くなり、運転が雑になる
・肩が凝っていてだるい

このような普通ではない状態で運転することもミスをしやすくなります。

疲れのサインが出たら要注意です。

休憩をはさむなどして体を休めせましょう。

ただし、仮眠をとった場合には、起きてからすぐに運転するとかえってぼーっとしやすいので、少し体を動かしてから運転を再開してくださいね!

事故を起こすとどうなるか


交通事故を起こした時に死傷者がいると刑罰にかせられる可能性があります。

自動車運転死傷行為処罰法によると、過失致死傷罪の場合には7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金となります。

危険運転致死傷罪の場合には、負傷は15年以下の懲役、死亡は1年以上の有期懲役となります。

刑法によると、殺人罪、緊急措置義務違反、酒酔い運転、酒気帯び運転、無免許運転に分けられ、処罰は異なります。



加害者の人生は後悔や苦痛がつきまとうものに変わってしまいます。

一生忘れられないトラウマになるかもしれません。

意図的でなくても、ミスをすることはあるということ、自分は大丈夫と過信してはいけないことを覚えておきたいものです。

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