脇見運転による交通事故の防止策は？【3つのポイント】事故を未然に防ごう

交通事故の原因として多いのが脇見運転。
ついよそ見をしながら運転をしたことで追突をしたり、時には人の生死に関する悲惨な事故に繋がってしまうこともあるのです。

そんな危険な脇見運転を起こさない為にはどのような防止策を行えば良いのか確認をしてみましょう。

脇見運転のリスクを理解する

脇見による交通事故の防止策として、まず脇見運転がいかに危険な行為なのかを知ることが大切です。

どのくらい危険な行為なのかと言えば、仮に時速60キロで走行している場合にたった1秒の脇見をすることで約16ｍも進みます。
1秒でこれだけの距離を進むにも関わらず、2秒、3秒と脇見をすればもっと長い距離を移動しますが、その間、前方を見ていないというのは言うまでもなく非常に危険なことです。

車が進めば状況も変わりますし、数秒前にはいなかった車や自転車、歩行者などが突然目の前に現れる可能性も十分にあります。

このような危険があるにも関わらず脇見をしてしまうのはリスクを軽視しているほかありませんし、前方から視線を外してしまうのがいかに危険な行為なのかを改めて理解するのが防止策の一つと言えるでしょう。

集中力が低下したら無理をしない

脇見運転は集中力が低下することによって起こり易くなりますが、その為、疲れてきた時などは無理をせずに休むようにすることも交通事故を予防するポイントです。

集中力が低下しているにも関わらず漫然と運転をするのは交通事故のリスクを高めてしまう原因になりますし、また、運転に集中していない場合、仮に飛び出しなどがあっても瞬間的に反応することができません。

脇見以外のリスクも増加してしまいますので、いま一度運転に集中をする為にも仮眠をとるなどして工夫をした方が良いでしょう。

脇見の原因になることを知る

運転をしている時に脇見をする原因になるものは色々ありますが、例えばカーナビの操作や携帯電話への注視、煙草に火を点けるなどが挙げられます。
こうした行為というのは誰もがやってしまいがちなことですが、しかしながら別のところにほんの僅かでも集中してしまうのは危険です。

その為、カーナビなどを運転中に扱うのは危険な行為ということを、しっかりと理解しておくことが重要と言えます。

もし操作が必要な時には安全な場所に停車するなりし、それから必要な作業を行うようにしましょう。わざわざ停車するのは面倒かもしれませんが、しかしながらその心掛けを持つことで交通事故を未然に防げるようになるはずです。