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交通事故の治療の流れ【3】治療期間について

交通事故で負った傷を治療する期間は、人によって様々です。急ブレーキの衝撃でも体には多くの負担がかかります。
それだけではなく衝突の衝撃であったり、割れたガラスによるケガ、車内に閉じ込められ、炎上した際に負ったヤケドなど、交通事故では様々なケガを負い治療をすることになります。

その治療期間はどんな軽度なものであれ1カ月は最低でも見ておく必要があり、多くのケースでは3カ月、半年、1年以上となり、症状固定によってこれ以上の回復は見込めないと判断され、一生障害を背負う場合もあります。

ムチ打ちでも3カ月から半年はかかる

交通事故に遭い、多くの人がなってしまうのはムチ打ちです。
ムチ打ちの治療は、患部の固定、安静から始まり、交通事故から2週間は炎症を抑えることに専念し、本格的な治療はそこからです。

1か月の治療期間である程度の痛みは取れますが、それでも完治には至らず、完治までの治療期間は3カ月から半年となります。
保険会社としてもその時期あたりで治療をストップしてほしいとお願いするケースもあります。

また、体の違和感として長い間苦しめられる場合もあるため、注意が必要です。

骨折の症状固定の時期とは

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骨折の場合には、骨癒合、いわゆる骨が完全に修復された段階で症状固定となります。
骨折の治療ではギブスで治療をしていく場合と、ボルトやプレートを入れて治療する場合などがあります。

ギブスの場合には治療期間として半年に満たないことがほとんどですが、プレートなどを入れた場合には、かなりの期間に及ぶことが予想されます。
そして関節に影響が出る場合には、そのリハビリというものも必要となります。そうなると治療期間は長くなり、半年以上になっていきます。

そして痛みなどの症状が残っている場合でも、これ以上は回復が見込めないという段階で症状固定となり、それまでの治療期間が基準となります。

顔などにキズを負った場合

顔などにキズを負うと、それらを治すのはとても難しくなります。レーザーなどで改善させていくとしてもかなりの時間がかかり、2年以上かかることもあります。

症状固定に関してもそれまでの期間かかることになり、示談交渉にも影響を与えます。
手術などを重ねれば重ねるほど、時間もお金もかかるため、慎重に扱っていくことが求められます。

いずれの症状であっても半年を目安にしておくことが大切で、それまでに示談交渉に向けた準備をすることが大事ですが、まずは治すことに専念することが大事です。

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